株式会社わくわくスタディワールド

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計算問題の取捨選択

本日は,わく☆すた公開セミナー「ネットワークスペシャリスト対策 5回コース」の2回目を開催しました。
ご参加いただいた方々,お疲れさまでした。
今日は,TCP/IPとLAN,WANという,ネットワークの中核技術について学びました。
過去問は,平成23年午後1問2を扱い,待ち行列を中心に,計算問題の解き方について学びました。
ネットワークスペシャリスト試験は,基本となるOSI各階層の技術をしっかり理解することが,合格のための土台になります。
最新技術に走る前に,基本をしっかり理解しておくことはとても大切です。
去年(平成23年)のネットワークスペシャリスト試験の午後1では,問2の問題が多分,内容としては一番やさしいのではないかとは感じています。
でも,選択している人も少ないですし,実際,受験するとしたら私も避けるかもしれないです。
計算問題は,確実に解けると満点が狙えますが,ミスをするとダメージが大きいです。
特に,今回のように計算が空欄ア,イ,ウ,エと続くときには,最初の方を間違えると連鎖して間違えてしまいます。
ハイリスク,ハイリターンな問題なのです。
情報処理技術者試験の場合,計算問題が多く出てくる高度区分は,ネットワークスペシャリストとエンベデッドシステムスペシャリストぐらいだと思います。
基本情報技術者と応用情報技術者も,それなりにいっぱい出てきます。
個人的には,計算問題は得意な方ではあるのですが,選ぶ時にはちょっと怖いです。
計算問題を解くときには,他の問題よりもかなり注意を払って解きます。
以前,「計算問題を間違えない方法」で,間違えない方法はまとめていますので,よかったら参考にしてください。
何度か過去問演習で解いてみて,自信がついたら選択してみるのも悪くないと思います。
計算問題を選ぶか選ばないかは,当日の状況で決めればいいと思いますが,準備不足だと,焦って足元をすくわれる可能性が高いです。
十分に練習してから,本番に臨めるように今から演習をしていきましょう。