株式会社わくわくスタディワールド

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最近のネットワークスペシャリスト試験のポイント

毎年出版させていただいている,ネットワークスペシャリスト試験対策書,「徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書 令和5年度」が今年も発売されました。 まだ10月の試験前ですが,来年4月の試験に向けてしっかり学習される場合は,今からスタートするのもおすすめです。今回のテキストから,ダウンロード特典の電子版にある過去問解説(11期分)が 印刷可 になりました。繰り返しの演習に,ぜひご活用ください。

最近のネットワークスペシャリスト試験のポイント

ネットワークスペシャリスト試験の最近の傾向としては,「年度ごとに出題される内容が大きく変わる」点が挙げられます。令和3年の午後問題では,「これはCCNP?」と疑問に感じるような,スイッチやルータなどの設定問題が多く出題されていました。令和3年では,セキュリティ関連の問題がほぼなくなっており,出題傾向が大きく変化したことが感じられました。しかし,令和4年では例年通り,セキュリティ関連の問題が多く出題され,元に戻ったように見受けられます。
元々,情報処理技術者試験の高度区分は,機器の設定ではなく,設計などの上流工程を中心とした問題が多かったのですが,最近は具体的な内容も増えてきています。データベーススペシャリストでも,SQLやDBMS関連の問題が増えているので,今後も,ルータやスイッチの具体的な設定問題は出てくる可能性があります。
来年は,クラウド関連のネットワークなど,全然別の問題が出てくる可能性もあります。教科書にはなるべく,最新の内容を盛り込みましたが,時代の変化は早いので,先読みは難しいです。

今後の学習方法

ネットワークスペシャリスト試験をはじめとした情報処理技術者試験は,10年経っても通じる基本が問われると同時に,時代に合わせて変化してきています。TCP/IPなどのネットワークの基本については変わりませんが,新しい技術がいろいろ生まれてきています。昔の,「過去問題演習を効率的にやれば受かる」という試験ではなくなってきています。
過去問演習で基本的な実力をしっかり押さえつつ,新しい技術もしっかり身につけていくのがおすすめです。具体的な内容としては,別の試験の学習を並行して進める方法があります。例えば,クラウド関連のネットワークに関しては,『AWS Certified Advanced Networking - Specialty』という試験があります。レベル4の高度区分に該当するAWSの専門試験で,参考書「要点整理から攻略する『AWS認定 高度なネットワーキング-専門知識』」も発売されています。CCNAやCCNPなど,シスコの技術者認定試験なども役に立つと考えられます。

情報処理技術者試験の高度区分は,直前になって焦っても間に合いません。半年前から計画を立てて,しっかり学習をすすめていきましょう。