株式会社わくわくスタディワールド

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公開セミナー「応用情報技術者対策3回コース」の1回目が無事終了しました

わく☆すた,けんけんです。
昨日に引き続き,公開セミナーを開催し,公開セミナー「応用情報技術者対策3回コース」の1回目が無事終了しました。
ご参加いただいた,皆様ありがとうございました。
2日連続開催なので,美月さんがばててしまい,代わりにブログを久しぶりに書いております。
弊社の公開セミナーは,ホワイトボードに美月さんがオープニングメッセージ・イラストを書くのが習慣になっています。Webページでも賑わしている,オリジナルキャラクターのデータベース君などが多いのですが,時には謎なキャラクターが登場したりしています。
毎回書いては消されるので,自分としては,せっかくの芸術(?!)がもったいないなぁと思っており,最近ではビデオカメラの写真機能を使って記録していたりします。その板書は弊社facebookページ写真ページに公開しておりますので,よろしかったらご覧下さい。(ついでに「いいね!」のクリックもよろしくお願いします!)
と,コアなネタ話はおいといて,今日のセミナーで気になったことを書きますね。
SCもAPも3回コースでは,平成23年秋の解答解説もかねているので,過去問演習を多く取り入れています。演習をしていただいた後に,順番に指名して答を聞いてゆきます。
学習の進み度合いによって,人により全問答えられる人もいれば,「全然わかりません」と言う人も,それぞれです。
問題はその後なんです。
解けなかった問題を記録して,次に解く時には正解が記述できるかどうかが大事なんです。
よく,勉強方法の定石として,「過去3回分の過去問は解きましょう。」といたるところで語られています。この“解く”と言う行為,見誤ると延々受験しつづける不合格ループに陥る危険性があります。
合格する人の「過去問演習」を自分的に表現すると,
 解いた事のある過去問は,正解を問題文から導き出し,全ての設問に対し,正答を記述することができる。
です。言い換えれば,演習した過去問には穴が無いってことです。
と,ここまで読んでいただいて,いろいろな意見や感情が出てくると思います。
「そんなこと言ったって,そんなに演習する時間が無いよ~」と言う方は,できる所も繰り返していませんか? できなかった箇所をチェックして,次回からは,その部分だけ演習します。これだけで,かなり労力を減らせると思います。
「過去問が難しすぎて,答えが出てきません。」と言う方は,問題の内容の理解度が不足している可能性があります。弊社の公開セミナーは,受講者の方には出席したセミナーのDVDをプレゼントしているので,解けない分野の内容の復習をして下さい。弊社のセミナーに出られていない方は,お手持ちの参考書などで,解けない分野を再確認してみて下さい。
「問題文を,なかなかよみこなせてません。」と言う方は,国語力が不足している可能性があります。残酷な現実ですが,情報処理技術者試験は,日本語で出題されているので,日本語を正確に論理的に読みこなせなければ,絶対に合格できません。高校生の現国の問題集などで,一度基本に立ち戻ってみることをおすすめします。自分も,現国の勉強をしたら,その後2年間で3つの高度区分に合格できたので,この方法はあなどれません。
「解答を覚えてしまいました。」と言う方は,その解答を論理的に問題文から導き出せていますか? 解答には理由があります。この解答は,こういった理由で答えが一意に決まってくる。まで理解できていればOKです。理解度のチェック方法は,人に説明して納得させられれば,間違いありません。
過去問演習していると,あまりの出来なさ加減に自分がいやになってくることもあると思います。けれども,今は出来なくてOKです。本試験で出来るようになっていればいいのですから。
なので,過去問演習した時は,できなかった所は,設問の穴埋めレベルまで細かくチェックしておいて,次はその部分だけ解いてゆきます。
そして,解答は白紙の紙に書く。ノートの新しいページでもOKです。もったいないからと,ノートの続きに書いていると,前に書いた部分が気になって,解くことに集中できません。
そもそも,本試験の解答用紙は,解答欄が白紙でしょ?(罫線の枠はありますけど・・・)
と,書いていたら長くなってしまったので,今日はこの辺にしておきます。
明日から,セミナーの動画編集です。