株式会社わくわくスタディワールド

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解答例を写経のように書き写す~午後問題解答上達法

わく☆すた,けんけんです。
昨日の公開セミナーで,「午後問題の解答の書き方を教えてほしい」とのご意見がありました。午後問題は事例解析など,長い場合は40~70文字位で解答を記載しないといけないので,独学の方などは大変なのかもしれません。
解答の書き方は,有る程度ひな形みたいに決まっている場合が多く,(特にデータベース) 書き方を学ぶには,模範解答を参考にするのが良いかなと個人的には思います。
万人向けではないかもしれませんが,自分がやった方法をご紹介したいと思います。

『問題を解いた後の答え合わせ時に,自分の解答を修正せず,間違っていたら,その上に模範解答を“赤”で書き写します。あっていたら,模範解答と自分の文体を見比べて,模範解答を参考にします。』

これだけです。\(^^;ヲイ
こうすることで,後で見返したときに,どのように間違った分析できますし,書き写すことで,模範解答の文例を身につけることができます。まるで写経のようなので,「写経メソッド」とでも命名しておきましょうか。
解答は,「○○文字で・・・」と文字数指定のマス目分ノートにマス目を書いて,マスの中に文字を入れるようにします。実際の試験では,マス目に記入するようになっているので,その練習にもなり,問題演習しているうちに,文字数が感覚でわかるようになります。
自分は,普通のB罫のノートにボールペンで縦に罫線を書いていましたが,はじめから方眼ノートを使うのもよいかもしれません。(単に,B罫のノートの買い置きがあったので,もったいないので使ってました。^^;)
この「写経メソッド」を効果的に行うためには,問題演習を多く行う必要があります。過去問だけですと,足りないかもしれません。理由は,模範解答の多くに目を通す必要があるからです。そこでお奨めなのが,この本です。

  テクニカルエンジニア ネットワーク[午後]オリジナル問題集〈2006年度版〉

2006年版までしか出ていないのが玉に瑕ですが,出版当時より,これでもかと最新情報が詰め込まれていたので,今でも使えると思います。(2009年版,期待しております。>野崎様)
この問題集は,記述式の小問がたっぷりつまっています。つまり,解答方法も多く演習できるわけです。
ちなみに自分は,この問題集を3回弱まわして合格しました。
この方法だと,漢字も一緒に覚えられて,一石二鳥でもあります。