株式会社わくわくスタディワールド

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セキュアプログラミングの勉強について

最近,何回か立て続けに,「セキュアプログラミングの勉強はやった方がいいのか?」について聞かれました。
この分野については,やった方がいい,とは思いますが,やらなくても合格はできます。
情報セキュリティスペシャリストという名前になってからは,午後1は4問中2問選択になりました。
ですので,午後1でセキュアプログラミングの問題が出たら,選択をしなければOKです。特にプログラミング経験がない方でしたら,かなり敷居は高いですし,理解するまでに理解がかかると思いますので,避けた方が無難です。
ただ,この分野は,知っていると役には立ちますし,プログラマでしたらぜひ勉強しておきたいところです。
システム開発に関わるなら,持っていて欲しい視点だとも思います。
考え方やポイントは,IPAが発表している「セキュアプログラミング講座」に載っていますので,こちらのページを読んでおくと,とても役には立ちます。
試験でもよく,ここから出題されていますし,セキュアプログラミングの問題を選択しない場合でも,攻撃の原理なども理解できますのでおすすめです。
試験以外の部分で役立つので,合格という目標に最短距離でいこう,と考えずに,身になる勉強をするという考え方で学習するのをおすすめします。
ただし,システム開発やプログラミングはまったく素人,というなら,事前の基礎知識の学習がかなり必要です。
ちなみに,私はテクニカルエンジニア(情報セキュリティ)の時もセキュアプログラミングの問題を解きましたし,今回もセキュアプログラミングを選んで解く予定です。
大体いつも,難易度的にもレベル的にも,セキュアプログラミングの問題が一番難しいですので,歯ごたえがあって面白いとも感じています。
受かるかどうか,という視点以外で勉強を行うかどうかをきめる,というのもありだと思います。
その資格の勉強の過程で何を学びたいのかも考えながら,試験勉強を行っていきましょう。