株式会社わくわくスタディワールド

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ノートの取り方は人それぞれ

わく☆すた,美月です。
ゴールデンウィーク中,いろいろ出かける仕事が入っていたのですが,今日は家で仕事なので,なんとなくのんびりしてます。


昨日,友人の家族の家に遊びに行って,「私がセミナー中取ってるノートがすごい!」と言われて,すごくうれしくなりました。
といっても,特殊なものではなく,私の今のノートの特徴は基本的にこれだけです。


  • 見出しをつけて,左から右,上から下に,時系列で起こったことを書いて行く

  • 色分けをして,大事そうなことは赤,途中で自分が思いついた面白いことは,緑で記入する。

  • 字だけでなく,絵や図でノートを書く。そのため,ノートは必ず方眼罫。

自分の特徴として,素直に時系列で物事を考えているので,上から下に普通に書いて行くのが性に合っています。マインドマップとかの放射線状のものはいろいろ試してみましたが合いませんでした。


あと私は,物事を言葉よりもイメージでとらえることが多いので,字だけでなく絵を加えると,すごく頭に入ってきますので,ノートに絵を加えることが多いです。セミナーの板書でも,イメージに残りやすいので,よく絵を使います。


色分けはかなり印象に残って,簡単だけどあとで見直ししやすいので,3色ボールペンは必ず携行してます。昔は,10色や20色のサインペンも使ってましたが,そこまで使わないことに気づいたので,今は基本,黒,赤,青,緑の4色です。重要なのは緑で,緑があると,色の幅が広くなって楽しくなります。


ただ,これはあくまで,「私の」ノートです。他の人は,自分がベストだと思うノートの取り方を,いろいろ試してみるのがおすすめです。自分のノートの取り方でも,4色の色分けは,向いてる人は多いと思いますのでおすすめできると感じてます。でも,イメージを絵で描くのは,結構特殊な特性なので,あんまりマネはできないと思います。


ノートの取り方は,小学生の時からいろいろ研究してきました。
最初に出会ったのは,「学習ノート楽勉術」という本で,この本に小学5年生ぐらいで出会ってから,いろいろノートの取り方を工夫するようになりました。
ってことで,今までいろいろ試してきた,参考になりそうな本を,紹介したいと思います。


1.「三色ボールペン情報活用術
 これは,ノートの取り方だけではなく,情報活用全般の本ですが,ノートを3色(赤,青,緑)で色分けすると,重要性が一目瞭然でわかるのでおすすめです。赤は重要な色!という認識は,日本で学校教育を受けていると誰でも大体身についているので,ピンポイントで活用すると,重要なことが頭に残りやすくなります。


2.「人生に奇跡を起こすノート術―マインド・マップ放射思考
 マインドマップは向き,不向きがあるので,何でもこれでOK,というわけではないとは思いますが,向いてる人には爆発力があるので,試してみる価値はあると思います。私は結局,あるテーマについてのアイデアを発想するときなど,型にはまらない思考をするときのみに使っています。


3.「STUDY HACKS!
 これは,ノート術というより勉強法の本ですが,「紙のノート」だけがノートじゃないと,気づかせてくれた本です。いろんなツールが紹介されています。私は,人と共有するノート,あと,ネットで講義を聴きながら取るノートは,基本的にGoogle ドキュメントを使ってます。あと,モレスキンのノートは,ここで知ってから,愛用してます。


4.「ノートは表(おもて)だけ使いなさい~超人気メモ・ノートを開発したノートのプロが教える情報活用術
 学生向けではない,大人のノートの取り方が解説されています。大人の会議でのノートの取り方を中心に,社会人の勉強で使うノートの取り方についても記述があります。最近凝ってるのは,ここで紹介されているマルマンの切り離しできるノートです。A4のノートを,表だけ使って切り離すと,資料と一緒に保存できるので,ノート+資料の整理が楽です。これは,まだ試している途中なので,定着するかどうかは今後次第です。


他にもいろいろあったと思いますが,ベストなノートの取り方は人それぞれだと思いますし,「美しいノート=いいノート」ってわけでもないです。場合によっては,「ノートを取らないで,その場で全部マスターする」方がいいこともあります。


自分なりのノートの取り方,見つけてみてください。