株式会社わくわくスタディワールド

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データベーススペシャリスト試験の鍵は,正規化とER図

わく☆すた,美月です。
今週末から始まるわく☆すた公開セミナー「データベーススペシャリスト対策 4回コース」の,初回日付に誤りがありました。
正しくは,明後日12月11日(土)からのスタートです。
日曜日だと思われていた方は,申し訳ありません。
なお,わく☆すたのセミナーは,このセミナーに限らず,当日出席できない場合には,ご連絡をいただければその日の講義を収録したDVDをお送りさせていただいております。
もし,「全日程は出席できないんだけど,行けない日はDVDで学習したい」という方がいらっしゃいましたら,臨機応変に対応いたしますので,ご連絡ください。
あと,お問い合わせをいただいている,過去問DVDですが,ただいま,データベーススペシャリスト(平成22年春)のDVDを作成中です。
今回より,自社内での撮影に挑戦しているのですが,いろいろイレギュラーなことがいっぱい出てきて,少し遅れております。多分,来週中には発売できると思います。
その他の区分は,明日解答例が発表になりますし,順次発売していく予定です。
というところで,今日はデータベーススペシャリスト試験の合格に重要な鍵のお話です。
データベーススペシャリスト試験は,10年前からあんまり変わらず,だいたい似たようなことが出題されています。
その中でも,特に重要なのが,「正規化」と「ER図」の2つです。
極端な話,この2つが完璧になれば,ほぼ合格,といっても過言ではないですし,この2つがわからなければ,他をどんなに勉強しても受からないと思います。
理論としては,この2つはとても単純です。
データベースの基礎理論で,候補キーがわかって,第1,第2,第3正規形をしっかり理解できていて,正規化と非正規化ができる,というのが最低ラインになります。データベーススペシャリストの試験だと,ボイスコッド正規形や第4正規形なども出てくることは出てくるので,そのあたりも知っておいた方がいいとは思いますが,必須ではないです。
データベース設計では,ER図(概念データモデル)が正確に書けることが要求されます。やることとしては,必要なエンティティを洗い出して,1対1,1対多,多対多などの数の関係を正確に書く,あとはスーパータイプとサブタイプを識別する,ぐらいです。
こうやってまとめてしまえば,とっても簡単な感じですが,理論を理解するのと,腑に落ちてちゃんとできるようになるには結構時間がかかります。
特に,ER図は,理屈がわかっても,さっさと書けて,午後2の2時間で仕上げられるようになるには,練習が必要です。
私自身も,正規化は比較的早く理解できましたが,ER図がちゃんと書けるようになるのには,4ヶ月ぐらいかかりました。そのため,最初にデータベーススペシャリストを受けたときには,間に合わず落ちてしまっています。
今,昔落ちた時に書いたER図を見てみると,矢印が逆だったり,不必要なエンティティが突然出てきていたり,必要な線がなかったりと,結構ボロボロです。^^;
ですので,データベーススペシャリストを受験されようと思われている方は,なるべく早めに勉強をされることをおすすめしています。
特に,正規化とER図については,合否の鍵を握りますので,じっくり時間をかけて学習していく必要があります。
後になって,「もうちょっと早くやっておけば。。。」と思わないように,必要なことは,早めにスタートを切っていきましょう。