株式会社わくわくスタディワールド

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試験の申込みは,自由です

美月です。

ただいま,熊野のゲストハウスに滞在しつつ,執筆の仕事をやっております。
都会の喧噪から離れて過ごすのは,精神衛生上いいですね。

熊野のゲストハウス

今日から,春の情報処理技術者試験の受験申込みが始まりました。
申し込まれる方は,早めの申込みがいろんな意味でおすすめではあります。

昨日熊野で,「基本情報技術者試験に受からないと,それ以上の試験を受けられない」と思われていた方がいらっしゃいましたので,あえて言います。

情報処理技術者試験は,今は,「誰でも,どの試験区分を受けても自由」です。
12区分ありますが,必要なもの,好きなものを受けてください。
年齢制限も撤廃されましたし,職務経歴書の提出もなくなりましたので,特に受験資格に制限がありません。

真面目な話,ITパスポート,基本情報技術者,応用情報技術者の順にステップアップしていった方が,一般的には確実で効率的です。
ですので,無理して難しい試験を受けるよりは,順に受ける方がおすすめではあります。

ただ,人によって向き不向きはありますし,できることからやっていく戦略もありです。
多分,文系でプログラミングが苦手,という方なら,基本情報技術者よりも応用情報技術者試験の方が受かりやすいことも多いですし,飛ばしてうける方も多いです。

ネットワークやデータベースなど,特定の技術に詳しい方は,いきなり高度区分のスペシャリストでもOKです。
特に,エンベデッドシステムスペシャリストは,他と傾向が違いますし,組み込み系の専門の方は,ここからスタートしてもいいと思います。
システム開発経験が少なく,マネジメントが主な方は,プロジェクトマネージャは意外と受かりやすいです。

最終的には,ひととおりITの全体を知りつつ,専門性を深めるのがベストではあります。
ただ,その道筋は,一歩一歩基礎から確実にというだけではありません。
パラシュートのように,一つの専門を極めた後,他の分野の基礎に立ち返る方法もあります。

人それぞれ個性がありますし,いろんなやり方があります。
自分の特徴を見極めて,ベストな選択を考えていきましょう。