株式会社わくわくスタディワールド

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基本情報技術者試験と応用情報技術者試験の違い

わく☆すた,美月です。
今日11月18日,ITパスポート試験と基本情報技術者試験の合格発表が行われました。
基本情報技術者試験に合格された皆様,おめでとうございます。

今日は,基本情報技術者試験に受かって,次は応用情報技術者試験を受けよう,と考えている方へのメッセージです。
私の経験上,応用情報技術者試験で最も受かりやすいのは,その前の試験で基本情報技術者試験に合格したばかりの人です。間を置いてしまうと,かなり合格率は下がりますし,基本情報技術者試験で勉強した内容を忘れてしまっていて,もう一度やりなおす手間も大きいです。
ですので,ステップアップしていこう,と思っている方は,基本情報技術者試験合格後,すぐに勉強を始めて,応用情報技術者試験を受験するのをおすすめします。
基本情報技術者試験と応用情報技術者試験の場合,基本的に試験に出てくる分野や範囲は同じで,問題のレベルが変わります。
レベルだけでなく問題内容も変わっている部分としては,午後でプログラム言語がなくなってアルゴリズムのみになったり,ストラテジ系やマネジメント系の問題が増えたりしています。ただ,それらの問題は選択なので,基本情報技術者試験とまったく同じ分野を選択して受験することも可能です。
そして,基本情報技術者試験と応用情報技術者試験の大きな違いは,次の3つです。

1.午後問題が「記述式」であること。
2.全体的に問題の内容が深く,難しくなること。
3.アルゴリズムが必須ではないこと。

1の,「記述式」というのは意外と曲者で,文章が記述式でうまく書けないと,応用情報技術者試験はなかなか合格できません。知識以前に,国語力がある程度要求されるのが,応用情報技術者試験です。

2は,当たり前ですが,試験のレベルが,レベル2->レベル3と,1つ難易度が上がるので,全体的に難しくなります。ただ,共通する部分も多いので,基本情報技術者試験の範囲が完璧に理解できていれば,応用情報技術者試験の問題も半分ぐらいは解けると思います。今まで学んだ内容にプラスアルファして,難しい内容も理解する,といった形の勉強の仕方になります。
ですので,基本情報技術者試験の忘れないうちにステップアップするのがおすすめなのです。

そして,3ですが,アルゴリズムは,基本情報技術者試験の午後では唯一の必須問題ですが,応用情報技術者試験の午後では,経営戦略の問題との2択になります。ですので,経営戦略の問題を選べば,アルゴリズム問題を解かなくてもOKです。ですので,仕事の内容などによっては,基本情報技術者試験より受かりやすい人もいると思います。

実際に必要な具体的な勉強内容や,分野別の特徴などは,わく☆すたの教材では,「合格への道標」で解説しています。勉強の仕方に迷われている方は,よろしければご活用ください。ただいま,お友達紹介キャンペーンも実施中です。
「合格した!」という勢いがある時に勉強をはじめるのは,勢いがつくのでとてもいいと思います。
基本情報技術者試験から応用情報技術者試験に,無理なく確実にレベルアップしていきましょう。