株式会社わくわくスタディワールド

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基本情報技術者試験,受験のすすめ

少し出遅れてしまいましたが,昨日7月14日(月)より,平成26年秋期の情報処理技術者試験の申込みが開始されました。
詳しくは公式ホームページの「平成26年度秋期試験について」をご覧ください。

申込み期間は,インターネット個人申込みでは,「平成26年7月14日(月)10時 ~ 8月22日(金)20時」です。
申込みは「受験申込」から行えます。

実は,昨日は申込み開始日だということをすっかり忘れていて,ヨドバシAkibaの書店で,願書とシステムアーキテクトの参考書を買っている人を見かけて,「あ,そういえば申込み開始だった」と思い出しました。^^;
申込みは,後でやろうと思っていると忘れがちですし,とりあえずでも申込みを行うとやる気も出ますので,早めに行うのがおすすめです。

今回は,私は基本情報技術者試験で申込みしました。
基本情報技術者試験と応用情報技術者試験は会場が多いので,申込みが早いほど,近くの会場が割り当てられる可能性は高くなると思います。
私も今回は早めに申し込んで,歩いて行ける会場になればいいな,とちょっと期待してます。

改めて情報処理技術者試験の価値をふり返ってみると,一番試験勉強をして意味があったんじゃないかな,と感じられるのは,実は基本情報技術者試験です。

私自身,基本情報技術者試験(昔なので第二種情報処理技術者試験)を最初に受験したときには,まだ学生で,システム開発のことはあまり知らない状態での受験でした。
研究やバイトでプログラミングはやっていましたが,システム開発の工程や経営学のことはチンプンカンプン,という感じでした。

そこで,わからないなりにも全体的に勉強をしたことで,「システム開発ってこんな感じなんだ」という全体像が,おぼろげながら身につきました。
その後会社に入って,システム開発をしながら,「これがウォーターフォール開発なんだ」という風に,学んだ内容と経験が結びついていった感じです。

大きな会社なら,入社してじっくり何ヶ月も新人研修をして,基本情報技術者試験相当の内容は学習します。
ただ,私は小さめの企業に入って,入社2日目からOJT,ということで,いきなり現場に放り込まれたので,まったく事前知識がなかったらかなり混乱していたと思います。

特に,研修サポートが十分でない会社に入社する場合には,自分で基本情報技術者試験の勉強をすることは,基礎を固める上でとても役に立つと思います。
もちろん,研修を十分にする会社でも,入社前に基本情報技術者試験の勉強を勧める会社は多いですし,あらかじめ勉強しておけば,スタートの時点で有利に立てます。

現場に入って何年も経ってから,改めて勉強をし直してみるのもおすすめです。
特に,開発経験がある場合には,自分の経験と結びつけて考えられますので,いい経験の棚卸になると思います。
プログラミング頭は,使ってないと錆びつきますので,上流工程ばかりをやっている方のリハビリにもいいです。

ということで,今回の試験では,自分の受験も兼ねつつ,基本情報技術者試験に関する情報もいろいろ出していければ,と考えています。
まずは,午後の解説動画も撮影してみましたので,準備が出来次第公開していきます。

足元を固めずに,表面的なことばかりやっていても,なかなか実力は身につきません。
基本からしっかり,一歩一歩,学習していきましょう。

●追伸
平成26年春期・基本情報技術者・午後問8(アルゴリズム問題)の編集が完了しましたので,公開します。フルHDで収録していますので,大きな画面で再生すると見やすいです。