株式会社わくわくスタディワールド

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過去問演習が効く分野

わく☆すた,美月です。
今日,応用情報技術者試験の過去問をずっと見ていて,改めて感じたのですが,データベース分野の午後問題って,10年前とほとんど変わってないです。
データベーススペシャリストの試験では有名な話ですが,関係データベースの理論って,昔っから変わってないので,出てくる内容もほとんど変わりません。
応用情報技術者試験も同じように,ER図書いて,正規化して,SQL問題解いて,たまにDBMSの排他制御とかが出てきて,という風に,やることは大体一緒です。違うのは,データベースにする業務やデータの内容ぐらいです。ソフトウェア開発技術者試験の時から,問題番号も同じ問6ですし。
難易度的には,平成13年度から20年度までのソフトウェア開発技術者試験の時代は結構高かったですが,応用情報技術者試験になってから,少し易しくなった感じはします。ただ,平成12年度以前の第一種情報処理技術者試験時代は,いまよりもっと易しかったです。今は,データベースの勉強をしなければ解けないけど,勉強すればそれなりに解ける,適切な難易度の問題,という感じはします。
ちょっと長々と書いてしまいましたが,データベース分野は,10年たっても過去問の傾向が変わらないぐらい定番の分野なので,過去問演習がとてもよく効きます。ソフトウェア開発技術者試験時代まで振り返ってみて,それが解けるようになったら,確実な得点源になると思います。
アルゴリズムも同じように,出題傾向自体はそれほど変わっていません。ですので,過去問をさかのぼって演習していくと,すごく力になると思います。ただ,アルゴリズムは明らかにソフトウェア開発技術者試験時代の方が難しいので,解くのが大変ではあります。無理のない範囲で,過去問をさかのぼってみるのは,問題に慣れる意味でもおすすめです。
はじめはとっつきにくくても,繰り返してパターンをつかむと,意外と簡単になることも多いです。
特に何年分解かないとダメ!ということはないですが,過去問が豊富にある分野は,慣れるまでさかのぼって演習してみるのはおすすめです。