株式会社わくわくスタディワールド

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試験1か月前です~情報処理技術者試験

今日は3月20日,春の情報処理技術者試験まであとちょうど1か月です。
そろそろ重い腰を上げよう。。。という方も多いのではないかと思います。
このブログも,最近少し停滞気味でしたが,試験に向けて,いろいろペースアップしていきます。

ということで,手始めに,久しぶりのYouTube午前解説動画をアップしました。
高度午前1まとめページにリンクをまとめてあるように,最新の平成25年秋期の午前1,全問解説を行いました。

液晶タブレットで手書きで書きましたので,少し細かいかもしれませんが,その分情報量は格段に増えています。
解像度は高いので細かすぎる場合は,タブレットかパソコンで再生画面を大きくして見てください。

現実問題としては,試験1か月前のこの時期から始めると,普通は間に合いません。
特に,基本情報技術者試験や応用情報技術者試験は,勉強の分量も多いですし,どうしても3か月ぐらいはかかります。

ただ,今の時期からでもやれることはいっぱいあります。
何もしないよりは1か月やってみた方がいろいろ学びにつながりますし,やり方によっては十分間に合うことも多いです。
工夫と状況次第では,1か月後の試験で合格ラインを突破することは,まだ可能です。

今の時期に一番大切なのは,「とにかく実際の問題を見てみる」ことです。
今から参考書を読んだり,いろんな情報を集めたりするよりもまず,ひととおり問題を解いてみるのです。

このとき,無理に頑張って解こうとしたり,できない自分を責めたりする必要はありません。
ポイントは,「何が出てくるのかを知る」ことと,「どういう風に問題が出てくるのかを体感する」ことです。

スポーツで例えると,参考書や専門書などでの勉強は,基礎練習です。
素振りや走り込みみたいなもので,これがないと厳しいですが,これだけやっていても試合では勝てません。

過去問による演習は,練習試合みたいなものになります。
実際に実践してみることで,今の自分の力を知り,問題点や改善ポイントを洗い出すことができます。

私は中学の時テニスをやっていましたが,練習試合をやって負けると,やる気に火がついていました。
「次は絶対勝ってやる!」と思って,練習試合で足りなかった改善ポイントを直す工夫をしたり,基礎力の不足を感じて走り込んだりしました。

練習試合ではない,全国大会みたいな試合が,本番の試験です。
この試験で成功するために,練習試合は失敗してもいいので,それを糧にするのです。
その繰り返しが,少しずつ実力をアップさせていきます。

ちなみに,一番身になって実力がつくのは,仕事による実践です。
よく,マラソン大会などでは,「普段あまり練習はしていないです」といいながらも,仕事で荷物を配達したり,体を動かす仕事をしている人は好走します。
これは,普段から体を鍛えることが自然にできる状態だからだと思います。

仕事でプログラミングをしていると,基本情報技術者試験の午後問題は簡単に感じます。
仕事でセキュリティに関わっていると,情報セキュリティスペシャリストの問題は基本,という風に感じます。
これは本来の姿ですし,「机に向かってする勉強」だけが実力を上げるわけではないのです。

ですので,仕事でIT関連のことをされている方は,知らず知らずのうちに,試験にも活かせる実力が身についていることはよくあります。
そういった場合には,あと1か月勉強して試験がどのようなものかを知れば,十分合格できる可能性はあります。

あと1か月しかありません。
でも,1か月というのは意外と長くって,うまく活用できればかなり実力をアップさせることができます。
決して,「もう無理」という時期ではないのです。

申し込んだけど,なかなか重い腰が上がらない,という方も多いとは思います。
ただ,「あと1か月」という期限付きなら,少しはやってみようかな,って気にもなるはずです。

試験をきっかけに,少しずつでも前に進んでいきましょう。