株式会社わくわくスタディワールド

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平成21年度秋期試験の採点講評が発表されました

わく☆すた,美月です。
1月15日に,応用情報技術者試験及び高度区分午後の採点講評が,試験センターより発表されています。秋試験を受けた方は,自分の受験した部分の講評を見てみると,どんなところがポイントだったのかがわかって,いろいろ役立つと思います。
今回の採点講評を見ると,やっぱり,応用情報技術者試験の午後は,技術,テクノロジ系の問題より,経営戦略などのストラテジ系の問題の方が難しかったのかな,という印象はあります。経営戦略の問1よりも,アルゴリズムの問2の方が正答率は高かった様子です。ただ,このあたりは,年によって変わってくる部分だとは思いますので,自分の得意な方,行きたい方向性を考えた分野で勉強をしておくのが大切だとは思います。
高度区分の正答率に関する講評は,大体私が解いた感覚と似てる感じです。やっぱり,問題によって正答率にはばらつきがあって,問題選択によっての有利不利は,若干はあった模様です。
例えば,ネットワークスペシャリストの午後2の正答率は,問1が低くて問2が高かったようです。私が解いた感覚としても,問1の無線LANは,かなり詳細な知識も聞かれましたし,久しぶりに骨のある午後2だなぁ,と感じさせてくれる問題でした。逆に,問2は運用系で,知識というよりも考え方や体制について多く聞かれて,比較的解きやすい問題だったとは感じています。
ただ,問題を見る限り,問2の方が国語力というか,文章を書く力が試されている問題だと思います。ですので,知識的な勉強さえしていれば,文章が苦手な人は,逆に問1の方が解きやすいのではないかとも考えられます。自分の適性に合わせた問題選び,というのは結構大切です。
もうそろそろ,秋の試験のことなんて忘れている頃だとは思います。
ただ,次の試験に向けて,前回受けた内容を振り返っておくと,今後の役に立ちます。合格した人は,「自分の合格要因」というのを知っておくと,次に別の試験を受けたときにも活用できると思います。
合格までの距離や,自分の嗜好を知ると,次の受験区分を何にするかの参考にもなります。
試験の申し込みも始まっている今,少しだけ前のことを振り返って,次の一歩を進めていきましょう。