株式会社わくわくスタディワールド

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応用情報技術者試験の概要

今回の春試験から新設される,応用情報技術者試験。
第一種情報処理技術者->ソフトウェア開発技術者->応用情報技術者,と名前がどんどん変わって来ましたが,ちょっと名前だけだと,どんな試験かわかりにくいですね。
細かい試験範囲は,情報処理技術者試験の試験範囲のページを見ていただければわかりますが,簡単にまとめると,こんな感じの試験です。
1.試験の対象者
 すべてのコンピュータ関係の技術者。ソフトウェア開発技術者試験の時には,開発者に限って
 いましたが,応用情報技術者は,運用管理者やコンサルタントなど,すべての職種を含みます。
 初心者ではなく,独力で仕事がこなせる,一人前の技術者が対象です。
2.試験内容
 午前 9:30-12:00 80問 択一式 60%(80問中48問正解)で合格。
 午後 13:00-15:30 12問中6問選択 記述式 60%で合格。
3.ソフトウェア開発技術者試験からの主な変更点
 ・午後2がなくなったこと。
 ・午後の問題が選べるようになったこと。
 ・アルゴリズムの代わりに,経営戦略が選べるようになったこと。
 ・午前,午後全体で,試験範囲が大きく広がったこと。
 ・午前にストラテジ系を中心に,今まで出題されてこなかった範囲が必須で加わったこと。
 ・午後で組み込み系の問題が選べるようになったこと。
 ・合格ラインが60%と確定して,得点も出るようになって,あいまいさが排除されたこと。
私の感覚としては,昔の一種(第一種情報処理技術者試験)に近いのかな,って感じてます。
勉強内容としては,特に午前は,試験範囲が急に広がって,ソフトウェア開発技術者試験の過去問だけの学習だと厳しいので,他区分の過去問演習にも手を広げる必要がでてきます。
今までにない分野がいっぱい出てくるので,個人的には,どんな問題が出題されるか,今からワクワクしてます。